日常、ひとりごと

老けた、知らない間に年を取ってしまった、が、気持ちは20歳の時のまま、80になっても90になっても気持ちは20才(笑)

60代、一人暮らしを自由に気ままに、
身の丈を知り、慎ましく、そして呑気に生きてます。

仏壇と魂


実家は、長男である父親が仏壇の守をしていた、
母は、朝はお茶を供え、夕方はご飯を、、、


お彼岸のお参りやなんだかんだありますよね。


5年前の元旦に母が亡くなり、
父も老人ホームのお世話になり、実家は無人状態になって、
家の処分の前に、仏壇をどうするか、、、

        

長男である兄の家に置くのが当然と思っていたら、
兄嫁が、絶対家に持って来られては困る、
男は弱いよねぇ、
嫁さんに言われたら、嫁の言いなりになるしかない、
それで夫婦仲が壊れるのを恐れたのでしょう、
仏壇を無くす、墓仕舞いをして、共同墓地に入れる、、、


寺に相談したら、色々事情がおありなようで、
では、寺で預かりましょう、と。


ところがどういう風の吹き回しか分からんけど、
この前、父の納骨の日に兄が坊さんに言いました。

『仏壇を家に持って帰ります』

それを聞いていた私、あれぇ?
あれだけ仏壇を持って来るなと言っていた兄嫁が、、、
気が変わったん??

坊さん『そうですか、おうちに置かれますか、、
     しかし、今日は駄目ですねえ、
        魂を抜いてからでないと、、』って。
   
『魂を抜いておきます、
    それから持ってお帰り下さい、
        その後、私がお宅に伺い、魂を入れます』

魂を抜いたり入れたりせんならんのやって

ここでまたお布施が発生するのですよ、
魂を抜き代、入れ代ってね(笑)

娘にその話をしたら、
『いや~、手品師やん』

兄に言いましたわよ、
『坊さんに頼まんでも、
   私がお父さんの魂入れたげるわ』って(^.^)

お父さんの魂、どこ??
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