日常、ひとりごと

老けた、知らない間に年を取ってしまった、が、気持ちは20歳の時のまま、80になっても90になっても気持ちは20才(笑)

60代、一人暮らしを自由に気ままに、
身の丈を知り、慎ましく、そして呑気に生きてます。

元夫・余命2~3日?

元夫とは、時々連絡があり、
“ランチに付き合ってくれませんか”って。


去年、体調を崩して入院した際に、
保証人に私の名前を勝手に書いていたので、
そういう気持ちの負担になる事は止めて欲しい、
それは実姉に頼めばいいんじゃないの、ですよね。


子供らともほとんど行き来もなく、
数年の流れが、、、、


子供と言っても成人した息子と娘、
逢う事を私が止めている訳でもなく、
単に逢いたいとも思わない訳でしょうから、
私はとやかくは言いません、言えません。


そろそろ私もランチの付き合いも止めておこうと、
そう思って半年の月日が流れた7月終わりに、
息子からLINEが入って来ました、
そこに書かれていた事は、
“オジサン(父親)、なんか急に具合が悪くなり
  緊急入院、そして、余命2~3日という事で、
   オジサンの実姉が、
    まりえさんにも来てもらって欲しい、
  最後に逢ってやって欲しいと言うて下さい、って”


娘も7年くらい逢ってないのでしょうかねぇ、
LINEを入れて、仕事を早く切り上げ、
最後に逢っておけばどうか、と。


またねぇ、その病院というのがド田舎にあるんです、
JRで行って、そこからバスと言っても1時間に1本、
ハイハイって行ける所じゃない、
娘には、バスがないと思うから、タクシーに乗りなさい、
6000円位で行けるから、
そのタクシー代は私が出すからと。


私は、息子夫婦に便乗して病院に、
クルマの中で聞くと、昨日も行ったけど、もう声も弱弱しく、
受け答えが出来ない、
医師が言うには、雑菌が入り、膿が全身に回っているので、
もう時間の問題です、
逢わせて上げたい人に連絡を、という事だったそうです。


呆気ないもんやなぁ、もう死ぬんか、いなくなるんやなぁ、
ちょっと寂しい気持ちにもなりましたが、、、、


病室に入りました、しかし、えっ?


声が出て喋れるやん、でも、膿が全身にねぇ、、、


娘も到着、最後のお別れという気持ちで、
『お久し振りです』なんて、、、


実姉『よう来てくれたなぁ、喜んでます、
      葬式の時も来てやってくださいね』


元夫『何言うんや、未だ死なへん、まだ生きてるわ』


そうやねぇ、本人は死ぬ気はないのに、
実姉は、葬式の話し、そして、息子と娘、私に向かって、
『うちは金がないから、
  お金は出せないから、子供さんらで頼みます、
    そやけど、言うてくれはったら、何でもします』
って。


遠回しに遠回しに、何度も金は出せないと(笑)


後は実姉に任せて病院を後に、、、、


途中の駅で娘と私は車から降り、ご飯食べて帰ろ、
オジサンの事を色々喋り、葬式は直葬でいいだろう、
60代の死は、今の時代ではちょっと早いかなぁ、
家の処分は大変やなぁ、とか、、、、



余命2~3日と告知された元夫はと言うと、
個室を出て4人部屋に移り、
元気ではないにしろ、あれから12日経ちますが、存命中です。


死にたくない、これが生きる源となっているのでしょうか?

×

非ログインユーザーとして返信する